自由と自律の中で育まれた探究心

アマゾンウェブサービスジャパン株式会社 高橋 勇貴さん

2020/06/24

OVERVIEW

小学校から大学まで立教学院で過ごし、現在は、アマゾンウェブサービスジャパン株式会社で働いていらっしゃる高橋 勇貴さん(2013年理学部数学科卒業)にお話を伺いました。

思いを巡らせ深める面白さ

大学メディアセンターでのアルバイト仲間と

小学校から中高大と16年間を立教で過ごし、東京大学大学院を経て、現在はクラウドサービスを活用してビジネス上の課題解決を支援するコンサルタントとして働いています。

立教池袋中学校の頃から、いまの仕事に通じる情報科学や理系科目に関心があり、中高時代は数理研究同好会(現数理研究部)に所属していました。日々の活動成果を発表するR.I.F.(文化祭)に向けた準備では、仲間と共に作品の展示方法を熟慮。

「多くの人に見てもらうには?作品に興味を持ってもらうには?」と試行錯誤を繰り返したことが思い出深いです。また、夏季休暇に行われる合宿には毎年多くのOBが参加してくださり、たくさんの刺激を受け、中でも社会人の方との交流は、働くことや将来について考える機会になりました。

高校3年で卒業論文に取り組んだことも、有意義な経験です。自分でテーマを定めて研究方針を検討し、時間をかけ考察を深めていくという主体的に探究する姿勢は、大学での研究や大学院進学へとつながったと思います。

価値ある提案で課題解決を

学生時代は国内外のさまざまな場所へカメラ片手に出掛けた

立教大学理学部数学科への進学は、高校3年の時、特別聴講生制度を利用して大学の科目を履修したことがきっかけです。大学では数学を学ぶ一方、2年次から4年次まではSAとしての活動にも励みました。担当授業では、プログラミングへの苦手意識を持つ履修生に理解を促し成長につながるようなアドバイスの方法を考え、実践しました。また大学メディアセンターでアルバイトをしており、学生の質問にも対応していました。

※SA…スチューデントアシスタント。授業運営をサポートし、履修生へのアドバイスを行う学生。

大学時代の「他者が抱える問題の解決に寄与したい」という思いがいまの仕事につながっています。仕事を進めるにあたっては、「お客様の要望は何か、問題の本質はどこにあるのか、自分には何ができるのか」を考え、最適なサービス提供に力を尽くしています。目的を忘れず取り組むことによって、より価値の高いソリューションを創出できる。そうした信念は、立教の自由な校風のもとで、興味のある分野に正面から対峙し探究できたからこそ生まれたものだと考えています。

目指すは、お客様が〝So what?(だから何?)〞と感じない、相手の立場に立ったコンサルティングを行えるようになること。そのために努力を惜しまず、スキルを磨いていきたいです。
※本記事は、『立教学院NEWS』Vol.35(2020年6月)の記事を再構成したものです。記事の内容およびプロフィールは、取材当時のものです。

プロフィール

PROFILE

アマゾンウェブサービスジャパン株式会社 高橋 勇貴さん

立教小学校(50回生)
立教池袋中学校・高等学校(2009年卒業)
立教大学理学部数学科(2013年卒業)
東京大学大学院新領域創成科学研究科
複雑理工学専攻修士課程(2015年修了)