世界の人々と協働する力を手に

三井物産株式会社 土屋 遼太さん

2019/02/12

OVERVIEW

中学校から大学院まで立教学院で過ごし、現在は、三井物産株式会社に務めている土屋 遼太さん(2016年経営学研究科修了)にお話を伺いました。

一人の力には限界がある

池袋中学校時代、テニス部での1枚

立教池袋中学校・高等学校への進学を決めたのは、テニス強豪校であり、のびのびと部活動に取り組む先輩の姿に自由で和やかな雰囲気を感じたからです。中学時代は連続出場していた全国大会への切符を逃すという悔しさも味わいましたが、チーム一丸となって全力で目標達成を目指したプロセスは私の原点となっています。

高校では、いましかできないことに挑戦したいと思い、生徒会長に立候補。しかし当選1カ月後、副会長以下から「土屋には付いていけない」と辞表を提出される挫折を経験しました。仲間の思いや夢に耳を傾けながら、文化祭開催のために奔走した経験から、「一人の力には限りがある」「仲間と力を合わせれば、より大きなことを成し遂げられる」ということを学びました。

生徒会での挫折を乗り越えたいという「思い」と国籍や文化的背景の異なる人々とも協働できるリーダーになりたいという「夢」を叶えるべく、経営学部国際経営学科※1へ進学を決意しました。

※1 経営学部国際経営学科では専門科目の約7割が英語で開講。

リーダーシップとは「共感力」

Y20サミットではパネルディスカッションを主催。登壇者と共に(2019年5月)

国際経営学科は、「英語で経営学を学ぶ」学科です。3年次には、派遣留学でデンマークへ。海外の大学院学生と出場したビジネスコンテストでは、彼らの知識量・プレゼン力に圧倒されたことから、より専門性を深めるべく、学部+大学院の5年で国際経営学修士号を修得できる「5年間一貫プログラム」への進学を決意しました。

大学院では、さまざまな国籍の大学院学生と共にチームを組み、ビジネスケースについて議論を重ねました。この経験から、異なる価値観を持つ人々と協働する際に求められるリーダーシップは「共感力」であると考えるようになりました。

大学院修了後は、学生時代に培った「異なる意見や価値観をまとめる力」を世界の舞台で発揮したいと思い、自由闊達な社風と人間味溢れる社員にひかれた三井物産へ入社しました。入社以来、不動産事業に携わっており、現在は東京・大手町にて大規模複合開発プロジェクト『Otemachi One』を推進しています。また、社外では学生時代に日本青年代表として出席したG20サミット公式関連会合「Y20サミット」※2副代表を務め、G20サミット日本初開催に先駆け、内閣総理大臣に若者の政策提言書を提出しました。

常に自分が成長できる環境に身を投じてきた私のモットーは、「情熱は人を動かし、忍耐は己を強くする」。この言葉を胸に、これからも果敢に挑戦を続けていきたいと思います。

※2 Y20サミットは国際問題への若者の参画を促進することを目的に、G20首脳会合に先立ち開催される30代以下のG20サミット公式関連会合。
※本記事は、『立教学院NEWS』Vol.34(2020年1月)の記事を再構成したものです。記事の内容およびプロフィールは、取材当時のものです。

プロフィール

PROFILE

土屋 遼太

立教池袋中学校・高等学校(2011年卒業)
立教大学経営学部国際経営学科(2015年卒業)
立教大学大学院経営学研究科国際経営学専攻(2016年修了)