立教と池袋で育んだ絆に支えられて

株式会社シーガル・ハウス 代表取締役 前原 一仁 さん

2019/02/13

OVERVIEW

小学校から大学まで立教学院で過ごし、現在は、株式会社シーガル・ハウスの代表取締役として働いていらっしゃる前原 一仁さん(2005年経済学部卒業)にお話を伺いました。

幅広い年代の人々との出会い

池袋で生まれ、父が立教小学校出身だったこともあり、小学校から中高大と立教へ。現在は父から受け継いだテナントビル管理会社の代表を務める傍ら、空き家のリノベーション事業などを通して、池袋のまちおこしにも携わっています。

立教小学校時代で印象に残っているのは、学年の垣根を越えた交流が多かったこと。1年生の給食の配膳を6年生が手伝ったり、夏には他学年の児童とグループを組む縦割りキャンプが開催されたりと、上級生と下級生が接する機会が日常的にありました。また、立教大学のキリスト教団体「立教学院諸聖徒礼拝堂日曜学校さゆり会」に小1から参加し、毎週日曜の礼拝に通っていたのですが、ここでも幅広い年代の人と出会いました。スタッフの大学生はお兄さん、お姉さんのような存在で、新しい学生が増えるたびうれしかったのを覚えています。

現在、池袋西口の再開発事業にも地権者の一人として関わっていますが、30代は私だけで、60〜70代の方がほとんどです。年長者に対しても臆することなく、池袋のこれからについて積極的に発言や協議ができているのは、さまざまな年代の人と隔たりなく接した小学校時代からの素地があるからかもしれません。

上/日曜学校さゆり会では、毎週日曜のチャペル礼拝・交流のほか、キャンプなど季節ごとのイベントも体験 左下/中学のスキー部仲間と 右下/大学のスキーサークルで多数の大会に出場して、団体優勝も

池袋をもっと面白い街に

将来は父の会社を継ぐことを見据えていたため、大学では経済学部経営学科(当時)に進みました。経営学の基礎や簿記の知識は、現在の仕事に直接役立っています。一方では、スキーサークルに所属し、中学から打ち込んできたスキーに熱中。仲間と共に全国の大会に出場し、好成績を収められたことは、今でも良い思い出です。

卒業後は、メーカー勤務を経て家業を継ぎました。不動産業という立場上、街場の付き合いが多く、池袋に関わる人々といろいろな形で接点を持ち続けています。小学校の同窓生と再会して交流が生まれ、立教の絆の深さを実感することも。2018年秋からは、立教大学の学生が社会での現場体験を通して学ぶ「立教サービスラーニング」科目にもゲスト講師として参加。池袋を舞台とした学生の学びをサポートする中で、また新しい後輩とのつながりが育まれています。

たくさんの出会いを与えてくれた、立教と池袋の街。都会でありながらローカルな魅力があり、個性豊かな人々が集う池袋がより多くの人に愛されるように、若い世代から発信する新しいまちづくりに今後も取り組んでいきたいと思います。
※本記事は、『立教学院NEWS』Vol.31(2019年1月)の記事を再構成したものです。記事の内容およびプロフィールは、取材当時のものです。

プロフィール

PROFILE

株式会社シーガル・ハウス 代表取締役 前原 一仁 さん

立教小学校、立教中学校、立教新座高等学校、
立教大学経済学部経営学科(2005年卒業)