理事長就任にあたって

理事長 白石 典義

2018/08/01

OVERVIEW

学校法人立教学院は、2018年8月1日の理事会において、任期満了に伴う理事会役員の改選を行い、新理事長に白石典義氏(立教大学名誉教授)を選任しました。
任期は2018年8月1日から4年間です。ご挨拶を掲載します。

このたび、2018年8月1日付けで立教学院理事長に就任いたしました。約一世紀半に渡る伝統を持つ立教学院を統括し、代表する重責に身が引き締る思いでございます。

本年3月までの29年間、私は立教大学の教員として教育、研究に従事するとともに、社会学部長、経営学部長、体育会長、統括副総長、また立教学院では常務理事を務めてまいりました。この8月からは立教学院理事長として新たに出発します。これまでの経験を生かしながら、立教大学総長、立教池袋中学校・高等学校校長、立教新座中学校・高等学校校長、立教小学校校長と協力して立教学院の更なる発展に向けて誠心誠意努力する所存です。

最近の立教学院の教学上の発展には次のようなものが挙げられます。小中高大の一貫連携教育を増強し、その一つであるグローバル教育においては、各校が連携しつつ特色ある英語教育を実施しています。また、各校それぞれに海外提携校を増やすなど、国際化を推進しています。東日本大震災に伴う復興支援活動の一環として、「陸前高田サテライト」を開設し、特に大学において多岐にわたる支援活動を活発に行っています。整備を進めた各校のスポーツ施設は全国トップレベルとなり、スポーツ活動が活性化しています。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたさまざまな取り組みも、全学院プロジェクトとして推進しています。これからも立教らしく多彩な活動を展開していきます。

その一方で、各校を取り巻く環境は厳しさを増しています。少子化、グローバル化に加え、情報通信技術(ICT)、人工知能(AI)などが急激に進展し、社会は大きく変わりつつあります。立教での学びを基に児童、生徒、学生が大きく成長し、社会に貢献する人材として活躍していくことが、教育研究機関としての立教学院の使命です。この使命を強く自覚して、教職員が英知を結集し一丸となって変化する社会の要請に応えるとともに、立教らしい教育と研究を新たに生み出し続けていかなければなりません。

新たな教育・研究組織、カリキュラムの構想、各校施設の充実は、社会の要請に応えるための直近の課題として挙げられます。また、今後の持続的な発展のためには、教職員の働き方の改善、コンプライアンスの更なる徹底、学院および各校の経営効率向上による安定した財政基盤の確立も重要な課題です。
2024年には創立150周年を迎えます。創立以来の歴史と伝統を受け継ぎ、児童、生徒、学生、ご家族、卒業生、教職員との協働によって課題にあたってまいりたいと存じますので、立教学院に関わるすべてのステークホルダーの皆さまの、より一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。

末筆ながら、この度の西日本を中心とした大雨被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念いたします。

(2018年8月)

プロフィール

PROFILE

白石 典義(しらいし・のりよし)

1953年3月28日東京生まれ(65歳)。立教大学名誉教授。
2006年4月〜2010年3月立教大学経営学部長、2010年4月〜2018年3月立教大学統括副総長および立教学院常務理事などを歴任。

<略歴>
1977年3月 立教大学社会学部卒業
1981年6月 カリフォルニア大学(UCLA)経営大学院修了
1984年4月 国際大学大学院助手
1986年4月 国際大学大学院専任講師
1989年4月 立教大学社会学部助教授
1997年4月 立教大学社会学部教授
2001年4月~2005年3月 立教大学社会学部長兼社会学研究科委員長
2005年4月~2006年3月 立教大学広報渉外部長
2006年4月 立教大学経営学部教授
2006年4月~2010年3月 立教大学経営学部長兼経営学研究科委員長
2006年4月~2010年3月 学校法人立教学院評議員
2007年4月~2017年3月 立教大学体育会長
2007年10月~2010年3月 学校法人立教学院理事
2010年4月~2018年3月 立教大学統括副総長
2010年4月~2018年3月 学校法人立教学院常務理事
2018年3月 学校法人立教学院退職
2018年4月 立教大学名誉教授