介護福祉士通信講座おすすめランキング10選を比較【2024年最新】

介護福祉士は、介護に関する一定の技能や知識を持っていることを証明できる唯一の国家資格。

介護福祉士の国家試験に合格するためには、250時間程度の勉強時間が必要といわれています。

下記の学習期間計算ツールを利用すると、本日から学習を始めて250時間後の日程が表示されますので、総学習時間の箇所には「250」と入力してご利用ください。

働きながら介護福祉士の資格取得を検討する際に、通信講座の利用を検討している方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、介護福祉士の資格取得におすすめの通信講座ランキングを紹介します。

紹介するのは以下の10サービスです。

通信講座の選び方や、実務経験ルートから資格取得する際に必須な実務者研修についても解説するので、取得を検討している方は参考にしてください。

介護福祉士の試験対策用おすすめ通信講座ランキング10選を比較

介護福祉士通信講座のおすすめ10サービスを比較して、解説します。

介護福祉士通信講座	料金（税込）	アウトプット教材	合格実績
アガルート	43,780円	・過去問 ・直前対策講座	記載なし
ユーキャン	59,000円	・チェック＆ドリル ・事例問題集 ・国家試験問題集 ・添削課題 ・学びオンライン プラス	過去10年で4,222名合格
資格の大原	36,000円～	・基礎模擬試験 ・全国統一公開模擬試験 ・直前模擬試験	記載なし
三幸福祉カレッジ	27,500円～	・一問一答過去問題集 ・演習問題集 ・模擬試験問題 ・全国統一模擬試験	・2023年合格率94.8％ ・累計合格者4万人以上
ニチイまなびネット	26,400円～	・実践演習問題集 ・全国統一模擬試験	2022年度合格率93.2％
ヒューマンアカデミー	44,000円	・合格テキスト ・模擬試験	記載なし
湘南国際アカデミー	16,800円～	・介護福祉士国家試験 ・丸わかりテキスト ・スマホ問題集 ・模擬試験	記載なし
日建学院	35,200円～	・ワークブック ・過去問集 ・全国統一模擬試験	記載なし
キャリアカレッジ	15,000円～	・オンライン講座 ・全国統一模試	2023年度合格率93.1％
日本キャリアパスアカデミー	30,800円～	・国家試験模擬問題集 ・模擬試験	記載なし

それぞれ費用や実績、カリキュラムなどに違いがあるため、自身に合ったところを選択しましょう。

迷ったときは、最短で合格を目指しやすいアガルートがおすすめです。

割引制度が充実
アガルートの公式HPへ

アガルートはコンパクトなテキストと過去問で最短合格できる

料金（税込）	43,780円
アウトプット教材	・過去問 ・直前対策講座
キャンペーン	・合格特典 ・期間限定キャンペーン ・受験経験者割引 ・他社乗り換え割引 ・家族割引 ・再受講割引 ・他資格合格割引
実績	記載なし

アガルートの介護福祉士通信講座の一番の特徴は、テキスト1冊に15時間分の講義が短くまとめられたコンパクトなカリキュラムです。

最短2ヶ月からの短期間で合格を目指したい方に向いており、過去問や直前対策のアウトプット講義などがあり、効率的に学習を進められます。

講義動画も1チャプター10分から30分程度とスキマ時間を活用して受講しやすく、講師が直接質問に答える質問制度など、フォローも充実しているのが特徴です。

さらに合格時には、全額返金か1万円分のAmazonギフトカードがもらえる合格特典もついており、最後までモチベーションを保ちやすいのも魅力となっています。

なお、コースは「総合講義」と「合格カリキュラム」の2種類があります。

総合講義は講義動画のみなので、合格カリキュラムを選ぶのがおすすめです。

割引制度が充実
アガルートの公式HPへ

ユーキャンは受講生の88%が社会人

料金（税込）	59,000円
アウトプット教材	・チェック＆ドリル ・事例問題集 ・国家試験問題集 ・添削課題 ・学びオンライン プラス
キャンペーン	・期間限定キャンペーン ・教育訓練給付金制度
実績	過去10年で4,222名合格

大手通信講座のユーキャンでは、受講生の88％が社会人となっています。

そのため、日々忙しい社会人におすすめできる通信講座といえます。

7ヶ月程度で合格を目指すカリキュラムとなっており、5冊のテキストで知識をインプットし、チェック＆ドリルや各種問題集を活用してアウトプットを行います。

また、デジタル学習サイト「学びオンライン プラス」でWebテストや動画も受講できるなど教材が充実しているのが特徴です。

なお、ユーキャンの介護福祉士通信講座は教育訓練給付金制度の対象です。

対象となる方はぜひ活用してください。

資格の大原は受験資格がない方向けの養成講座も用意

料金（税込）	・通信講座：36,000円～ ・実務者研修：95,700円～
アウトプット教材	・基礎模擬試験 ・全国統一公開模擬試験 ・直前模擬試験
キャンペーン	・期間限定キャンペーン ・教育訓練給付制度 ・大原受講生割引 ・本試験経験者割引 ・実務者研修受講者割引
実績	記載なし

大手資格予備校である資格の大原では、受験資格がない方向けの養成講座も用意されているのが特徴です。

実務者研修コースでは全国23会場から選べる6日間のスクーリングと国家試験対策を並行して行い、全9回の講義で短期合格を目指します。

また、介護福祉士の専門学校も開校しており、2年の通学で卒業時に確実な資格取得を目指せるため、進学希望の方はこちらでもよいでしょう。

自身の状況に応じて適切なコースを選択してください。

三幸福祉カレッジは累計合格者4万人以上

料金（税込）	27,500円～
アウトプット教材	・一問一答過去問題集 ・演習問題集 ・模擬試験問題 ・全国統一模擬試験
キャンペーン	・介護職員割引 ・修了生・在校生割引 ・説明会割引 ・セット申込割引
実績	・2023年合格率94.8％ ・累計合格者4万人以上

三幸福祉カレッジは、累計4万人以上の合格者を輩出する福祉の専門学校です。

2023年の合格者は94.8%と高い実績が特徴で、介護福祉士の専門学校も運営しています。

通信講座は「Web受講」か「紙の教材」を選択できるため、自身の学習スタイルに合わせて選べるのが利点です。

また、オプションで全国統一模擬試験や直前対策講義を購入できます。

アウトプットの機会を増やしたい方は利用しましょう。

ニチイまなびネットは修了生の合格率が93.2%

料金（税込）	26,400円～
アウトプット教材	・実践演習問題集 ・全国統一模擬試験
キャンペーン	・期間限定キャンペーン ・教育訓練給付制度 ・紹介割引 ・学生割引 ・受講経験割引 ・ペア割引 ・グループ割引
実績	2022年度合格率93.2％

ニチイまなびネットは、全国で約1,900ヵ所の介護事業所を運営するニチイが運営する通信講座です。

試験に頻出する重要ポイントを100項目に絞ったカリキュラムが特徴となっており、介護分野だけで120万人を超える修了生を輩出したノウハウに基づき作成されています。

2022年度の合格実績が93.2％と高いのも魅力で、実践問題と模擬試験でアウトプットを行います。

通学と通信を組み合わせたコースも選べるため、自身の学習スタイルに合わせて選択しましょう。

ヒューマンアカデミーは3回の模擬試験で実践的

料金（税込）	44,000円
アウトプット教材	・介護福祉士国家試験合格テキスト ・模擬試験
キャンペーン	記載なし
実績	記載なし

ヒューマンアカデミーは介護福祉士国家試験合格テキストで知識をインプットし、3回の模擬試験で実力を確かめるカリキュラムです。

eラーニングでの試験対策映像や、今までに実際に合格した方々のノウハウを反映させた「合格の法則」など副教材も充実しています。

6ヶ月程度の比較的短期間で合格を目指せるのも特徴です。

湘南国際アカデミーは1科目から講座を購入可能

料金（税込）	16,800円～
アウトプット教材	・介護福祉士国家試験 丸わかりテキスト ・スマホ問題集 ・模擬試験
キャンペーン	期間限定キャンペーン
実績	記載なし

湘南国際アカデミーは1科目500円（税込）から講座を購入できる通信講座です。

また、通学や通信など学習スタイルを選択可能で、自身で必要なカリキュラムを選んで購入します。

「問題集 スマホで受かるんです」というプランでは、3,000問以上の問題や過去8年分の過去問が収録されたスマホ教材で学習を進められます。

移動中や仕事の休憩中など、スキマ時間を活用して学習したい方におすすめです。

日建学院は全国統一模試で全国順位や平均点がわかる

料金（税込）	35,200円～
アウトプット教材	・ワークブック ・過去問集 ・全国統一模擬試験
キャンペーン	記載なし
実績	記載なし

日建学院は、約3ヵ月程度で試験合格を目指す「Webコース」と、実務者研修を含め6ヶ月程度で合格を目指す「実務者研修（通信コース）」から選択します。

全国統一模擬試験では全国順位や平均点がわかるため、自身の実力を把握しやすいのが利点です。

5年間の出題傾向に基づき制作されたWeb講義と、ワークブックでインプットとアウトプットを繰り返しながら学習を進めます。

キャリアカレッジは指定の転職サービス利用で受講料が0円

料金（税込）	15,000円～
アウトプット教材	・オンライン講座 ・全国統一模試
キャンペーン	・就職/転職サポート利用で全額キャッシュバック ・お友達紹介割引 ・グループ割引 ・修了生割引 ・施設割引
実績	2023年度合格率93.1％

キャリアカレッジは、学習期間1ヶ月から4ヶ月の短期間で合格を目指す通信講座です。

最大の特徴は、試験合格後にキャリアカレッジを運営する株式会社プレースメントが提供する就職/転職サイト「大阪介護転職ネット」を利用すると、受講料が全額キャッシュバックされるという点です。

いくつか条件はありますが、実質無料で受講できるため、費用を抑えたい方は活用してください。

日本キャリアパスアカデミーは実務者研修とセットで半額

料金（税込）	30,800円～
アウトプット教材	・国家試験模擬問題集 ・模擬試験
キャンペーン	実務者研修とセットで半額
実績	記載なし

日本キャリアパスアカデミーは、実務者研修とセットで受講料が半額になるキャンペーンを行っています。

また、通学講座も選択できるので自宅では集中しにくいという方は選択しましょう。

ただし、教室が埼玉県にしかない点には注意が必要です。

介護福祉士通信講座の選び方のポイント

介護福祉士通信講座を選ぶ際のポイントは、主に以下の3点です。

• 費用が安い通信講座か
• 時短で効率的に学べるカリキュラムか
• 合格率や合格実績が十分な通信講座か

費用や合格を目指す日程など、自身に合った講座を選びましょう。

費用が安い通信講座か

介護福祉士通信講座の費用相場は、3万円から4万円程度です。

人気講座5つの費用を比較すると以下の通りです。

介護福祉士通信講座	料金（税込）
アガルート	43,780円
ユーキャン	59,000円
資格の大原	36,000円～
三幸福祉カレッジ	27,500円～
ニチイまなびネット	26,400円～

ユーキャンが少し高めですが、他は相場から大きく外れてはいません。

費用が安ければ良いというわけでもないため、実績やカリキュラムなども含めて総合的に検討してください。

時短で効率的に学べるカリキュラムか

介護福祉士の資格取得は、実務者ルートからの取得も目指せることから、介護施設などで働きながら取得を目指す方も多いです。

そのため、時短で効率的に学べるカリキュラムを提供している講座はおすすめです。

たとえば、本記事で紹介した中では以下のような講座は時短や社会人向けの講座を売りにしています。

介護福祉士通信講座	カリキュラム
アガルート	2ヶ月～
ユーキャン	7ヶ月程度だが社会人向け
三幸福祉カレッジ	1ヶ月～
ニチイまなびネット	2ヵ月～

効率的な学習カリキュラムを売りにしているアガルートをはじめ、上記は短期間で国家試験合格を目指せます。

ユーキャンは7ヶ月程度が目安となりますが、社会人の受講者が多くスキマ時間を活用しやすい教材なので、時間をかけて少しずつ学習を進めたい方向きです。

学習スタイルや目標とする期間によって選ぶ講座を変えてください。

合格率や合格実績が十分な通信講座か

合格率や合格実績も確認しておきましょう。

本記事で紹介した通信講座の中で、合格実績を公開しているのは以下の4つです。

介護福祉士通信講座	合格実績
ユーキャン	過去10年で4,222名合格
三幸福祉カレッジ	・2023年合格率94.8％ ・累計合格者4万人以上
ニチイまなびネット	2022年度合格率93.2％
キャリアカレッジ	2023年度合格率93.1％

介護福祉士の合格率は70％前後ですが、上記の多くが90％を超えています。

手堅く合格を目指したい場合は、上記の中から選んでもよいでしょう。

受験資格に実務者研修は必要？専門学校や養成施設、通信制大学の違い

介護福祉士の資格取得には、以下のように複数のルートがあります。

上記のうち、実務経験ルートで資格取得を目指す場合に実務者研修が必須となります。

それ以外のルートでは実務者研修を受ける必要はありません。

いずれのルートを選んでも受験資格を得られるだけなので、最終的には筆記試験に合格する必要があります。

また、養成施設には専門学校や大学等、複数の選択肢があります。

• 専門学校：2年制または3年制
• 福祉系の大学：4年生のところが多い

ポイントとして、介護福祉士の養成施設に通信制の大学はありません。

日中仕事で通えないという場合は、夜間制の養成施設があるためそちらを利用しましょう。

介護福祉士試験の試験情報や合格率

介護福祉士の試験内容や試験日程などの概要を解説します。

試験名	介護福祉士国家試験
試験会場	全国各地
試験日	1月下旬ごろ
試験時間	220分
試験形式・問題数	マークシート方式・全125問
受験資格	・養成施設の卒業者 ・3年以上の実務経験者 など
受験料（税込）	18,380円
申込期間	8月中旬～9月上旬ごろ
合格発表	3月下旬ごろ

前述の通り受験資格を得る方法が複数あるため、詳しい条件は介護福祉士国家試験の公式ホームページで確認してください。

また介護福祉士国家試験の例年の合格率は以下の通りです。

開催年度	合格率
令和6年度	82.8％
令和5年度	84.3％
令和4年度	72.3％
令和3年度	71.0％
令和2年度	69.9％

介護福祉士試験の合格率は70％前後で、年々合格率が上昇傾向です。

また、国家資格としては合格率が高めで、合格には250時間程度の学習が必要とされています。

毎日2時間勉強すると、250時間達成するには125日、4ヶ月程度はかかる計算です。

働きながら時間を確保するのが難しい方は、短期間で合格を目指せるカリキュラムを提供するアガルートのような講座を選ぶとよいでしょう。