学校法人 立教学院

理事長ご挨拶

キリスト教に基づいた一貫連携教育の推進

理事長 糸魚川 順

理事長 糸魚川 順

立教学院は今年、創立135周年を迎えます。

1874(明治7)年、創立者で米国聖公会宣教師C.M.ウィリアムズ主教が多くの苦難の中から日本の地に種をまき、芽生えさせようとしたもののひとつが、立教学校の設立でした。

日本の近代化の波のなか、ウィリアムズ主教は当時の実利的な社会の風潮に異を唱え、真の近代化はそれを支える精神文化のあり方によるとの決意をその教育理念に込めたのです。

社会を支える豊かな精神を持った人を、育み続ける森でありたい。

時は移り、右肩上がりの高度成長神話は崩れ、今日の日本は、経済や産業の再生が国の最優先課題になるほどの厳しい時代に相対しています。教育もまた競争を生きぬくための強力な武器でなければならないと思われがちです。

確かに人間にとって経済生活は大事です。生きていくための知識や技術の習得も教育の重要な役割であり、立教は全学をあげての知的鍛錬を重視します。

しかし、そのうえで常に自らの生き方や社会のあり方を問い続けることのできる精神をもった人を育てていく、立教はそうした人間を育む森であり続けたい、と思っています。

(2009年5月)

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